コラム vol.4

今回は、家出人について警察官時代の実体験などに触れながら、探偵(私だけかも?)の家出人捜索についてお話ししたいと思います。

まず警察の家出人捜索について。
警察は、自殺の恐れがあるとか、少年(中学生前後ですかね)で誘拐なと犯罪に関わっているのではないか?また、最近では認知症など交通事故の被害者又は加害者になる虞がある場合、「特異家出人」として写真などを警察官に示し提出し、詳細を聞かれます。警察官のレベルにもよりますが、1〜2時間聴取し、すぐ警察無線で県下だけ活動中の警察官に手配し、その後全国手配したりします。

その差は、最初に話した生命・身体・財産・自由に関わる事案は多数の警察官と消防団などで捜索します。

川や池、海となれば警察・消防・海上保安庁のレスキュー動員と大規模な場合もあります。
いわゆる組織力で対応するケースが有りますが、全国ニュースになる様な事案だけ!
殆どが、警察官の職務質問で判明するかどうかが大半です。


今度は、家出人を見つけた場合の対応についてです。
少年については、保護者にすぐ連絡して迎えに来てもらいます。暴れまくり逃げそうな少年は、保護房と言って留置場ではない、柵があり監視され保護者をまちます。
成人は、少年と違い家出人本人が任意同行を拒否した場合、家出人捜索願いを出した人に連絡して、帰りたく無い。とか、任意同行に応じない場合、今の住所・連絡先方法を聞く程度で終了です。

先述の「特異家出人」の場合は、半強制で警察署に連れて行き、届け人希望で「絶対連れて帰りたい。」となれば、どんな遠隔地で何時間かかっても警察署の窓口椅子などで、監視兼話し相手に一人警察官が相手をして待つのです。

では田井総合調査事務所の方法について、熱く語ってみます。

まずは、相談を受けます。警察と同じく昭和から令和までの経験から、ポイントをまずお聞きします。
原因から各項目を聞き一旦、警察に届けるべき事案かを判別します。
ここまでは、交番の警察官に相談するのと同じと思ってもらっていいと思います。

ただ既に警察に届けているが、なかなか見つけてもらえない。

また、色々な事情があって相談者が動いて探せない。など、専属で捜索して欲しいと言う方がおられると思います。

先述した通り警察は組織力で探しますが、余程の事案でないと専属捜索などはありません。
ところで、人間には色々な[感・神]カンと言うモノがあります。
私は、古い刑事がかんどり捜査と言うものを重んじていた時代を知っています。
行方が分からなく方の相談内容から立ち回る場所というモノがあります。

一例ですが、北海道稚内市に住んで働いていた。生まれたのは岡山だったが、稚内市内からの手紙があり、消印から目的地を絞り、稚内市へ行って来ました。
結論から言うと発見には至りませんでしたが、勤務先・住所など2泊3日で聞き込みをして、まだ北海道にいる公算が高いことは判明して、相談者に報告したところ、発見に至りませんでしたが涙を目に滲ませ、一応の状況に納得され、一旦調査終了となりました。
確かに私も北の最北端に地まで、相談者に負担を強いるので、稚内市調査はためらいました。

しかし、相談者の立場になり2泊3日で、絶対何か手掛かりを探そうと
時間制約があるなか、ぼんやりと北海道にいるらしい。程度の結果になりましたが、逆にまだ北海道にいるのだ!と小さな情報でしたが少しは満足していただいたかな?!と言う事例がありました。
当事務所は、小さく組織力はありません。

しかし、行政書士の資格、警察で培った経験、そして私の相談者に寄り添った対応がウリの☆☆☆田井総合調査事務所⭐⭐⭐にご相談下さい。

代表 田井竜平

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